看護部長からのメッセージ

ワークライフバランスのとれた職場で、
看護を熱く語れる方と一緒に仕事がしたい。

看護部長 浅倉 公子

都内の病院に就職。補助者として働きながら准看護学校で准看護師の資格を取得。結婚し、2人目の子供が生まれた後に、昼は働きながら、夜間に看護学校に通い正看護師資格を取得。他院で看護師として勤務の後、管理職を歴任し、2014年に稲毛病院に看護部長として入職。現在に至る

「看護師が辞めない病棟」と言われた師長時代。

親戚に助産師さんがいて、赤ちゃんを取り上げた時の嬉しさを熱く語っていたのを聞いて、人に喜ばれる仕事に就きたいと思ったのが、看護師に憧れたきっかけです。
稲毛病院に入職する前は他院で管理者をしていましたが、辞めたいと思う看護師が、私の病棟に来れば何とか辞めないで長く働き続けている、と言われる病棟でした。役職定年を機に引退するつもりでしたが、請われてもう1年役職を勤めた後、2014年に稲毛病院に看護部長として入職しました。
推薦してくれたのは当時の副院長兼看護部長で、今は千葉県の看護協会の役員をなさっている方です。その方は稲毛病院にワークライフバランスのアドバイザーとしていらしていたのですが当時、稲毛病院は辞める人が多く、看護部長も不在の状態でした。私で勤まるか不安でしたが、その方の推薦なら、と来させていただきました。その方は今でも時折、ワークライフバランスが活かされているか、稲毛病院を見に来て下さいます。


 

ワークライフバランスで仕事と家庭の両立を実現。

私が来る直前の2014年5月に新病棟がオープンしましたが、病床が増えたため看護師の数が少なく、派遣の方に頼る苦しい時期もありました。なんとか乗り越えてきたのは、稲毛病院でのワークライフバランスの取り組みを伝え続けてきたからです。「定時の5時を過ぎたら帰れます」「仕事と家庭の両立ができます」「自分の時間が取れる病院です」などと、HPで謳ったり、面接の度にお話してきました。
具体的な取り組みとしては、働きやすい病院を目指して、常勤だけでなく非常勤の勤務時間も幅広くし、その人の希望に合った時間帯で勤務できるようにしたり、近所の何ヶ所かの保育園と提携して、優先的に預かってもらえるようにしました。保育園から「子供が熱を出した」と連絡があれば、心配しないで寄り添えるように帰してあげますし、学校行事が重なっても、その子の一生に一度の大切な行事に参加できるよう、お互いにフォローし合うシステムもあります。


 

稲毛病院の最大の魅力は看護師の優しさです。

患者さんに選ばれる理由はいくつもありますが、まずは看護師の優しさでしょうか。私が来た当時と比べても、病院内の雰囲気は明るくなったと思います。ユニフォームも以前の白一色のものから、その日の気分で5色から選べるパンツスタイルに変えて、スタッフからも患者さんからも好評です。
また働く人にとっての魅力は、やはりワークライフバランスです。多くの看護師は学校を出て、最初は大きい病院に就職するのですが、時間外勤務の多さから、なかなか自分の時間が取れません。稲毛病院はほとんど定時で帰れるので、自分の時間も大切にしたいと来る方が多いです。子育てしながら働きたい方にとっては、保育園の補助などの福利厚生も魅力です。看護師の教育体制も、副看護部長を中心に力を入れています。新しく入職した看護師がどこまでやっていたのかを聞き取り、チェックリストを作ることで、担当のプリセプターだけでなく、誰が見てもその人を適切に指導できる環境を作りたいと思っています。

 

看護師という職業が大好きな方をお待ちしています。

90歳を過ぎたお酒が好きな女性のご臨終の際に、ご家族に梅酒を持ってきていただいて、唇に含ませて差し上げたことがあります。本当は病院でそういうことはしてはいけないのでしょうが、その時、私にはその方が微笑んだように感じました。きっといい時を過ごして亡くなったのかなと思います。ご家族の方からも感謝されましたし、私にとっても特に印象深い経験です。私が勤務の時に患者さんが亡くなるのは、私を選んで亡くなったと思っています。人は生まれる時も、最期の看取りの時も看護師が寄り添います。ゆりかごから墓場まで、その人の人生の側にいられる看護師は私の天職です。生まれ変わっても、また看護師になりたいと思います。
ぜひ看護を熱く語れる看護師の方、患者さんを自分の身内と思って看護ができる方に、稲毛病院に来ていただきたいと思います。そんな気持ちを私たちと共有できて、何よりも看護師という職業が好きだという方の応募をお待ちしています。
 

~ワークライフバランスからダイバーシティへ~

稲毛病院では、スタッフが安心して長く働き続けられるように「ワークライフバランス」を常に意識した環境づくりを心掛けています。
スタッフの支えあいや協力のおかげで、それぞれが自分のライフスタイルに合わせた多様な働き方ができています。今後もますます皆が働きやすい環境づくりに邁進していきたいと思っていますが、現時点でもある程度環境が整いつつあると自負しておりますので、この度「ダイバーシティ」にも取り組むことにしました。
具体的には、本年8月から6名のミャンマー人に看護補助者として稲毛病院の仲間になってもらいます。
彼女たちには働きやすく、優しさ溢れる稲毛病院の文化を吸収していただき、私たちも彼女たちの文化を吸収し、「文化のダイバーシティ」を促進して、益々スタッフ、患者様、ひいては地域の皆様に貢献できる病院づくりに邁進したいと考えております。
 

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